誰か見てるんじゃないか?と思う話

バタンとベットに横になってナキを呼んでみる。素直にやってきてかわいい。
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家の中でずーと製作していると

これでいいのかな?とか
これは必要とされているかな?とか
考えてしまうときがあるのです

私の作品は、生活必需品でもないし
別になくても困らないものです

そんなことを考え始めるときりがないのですが
何を作っていいかわからなくなってしまって
手が全く動かなくなってしまうときがあるのです

作ろうと思って、机の前に座っても
作りたいものも浮かばないし
手も動きません

最近はそうなったらもう
作ることはやめて違うことをすることにしているのですが
大体そういう時には必ず
知らない方からメールをいただきます

大体は、遠くにお住いの方からで
私の作品を、手にしてくださって
とても喜んでくださって
ご自分の生活の中にどんな感じで私の作品が存在しているかとか
それはもう一気に

私の中の迷いや
いろんな考えがぶっ飛んで

これでいいんだ!と
力強く
また、前に漕ぎ出していけるのです

絶対、誰か見てる!
というタイミングで
いつもやってくるメッセージ

答えをくれてありがとう

メッセージを送ってくださる方もありがとうございます








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長い長い遺伝子の話

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冬に向けてウールで手織りものをしています

さかのぼること数年前、羊毛を紡いでみようと思って、糸紡ぎ機を買いました
紡いでみたら楽しくて楽しくて、止まらなくなって
手つむぎ糸をたくさん作りました

糸が沢山できたので、何にしようかなと思い
編んでみましたが
紡いだ糸は、エネルギーあふれる
そのままで完成している糸だったので
編むと、その良さが失われてしまう感じがしました

それならば、糸の良さが出そうな織るのはどうだろう?と
思いついたのが始まりで
自分で織れる織機を探しました

卓上織り機などいろいろありますが、どうもどれもしっくりきません
そんな中、さをり織という織機を見つけたとき
これかもしれない!とピンときて
私はピンときたらすぐに買うタイプなのですが

その時は心の中ではもう買うと決めているのに
脳みそが
一度も織ったこともないし
続けるかどうかも分からないし
うまく使えるかもわからないし
と、あれこれ言うので
買うのをぐっと我慢して

次の夏に帰省した時に
さをりの森という、さをり織を体験できるところに行ってから買うことにしました

そうして、帰省した時に姉と甥っ子二人を誘って行ってみましたところ
私の中の何かが、とても喜んでいるのです
大人になってから随分経つのにまだ、こんなに喜ぶことがあったのかと思うぐらいの嬉しさ
踊り出したいぐらいの嬉しさを抑えながら、パタンパタンと機織りし
ニヤニヤしながら実家に帰りました

実家に帰って、織ったものを母親に見せていたら
母が、「お母さんのお父さん(私の祖父)機織りの工場やっててん」とさらっというではありませんか
私が驚いて、「えっ!」となってそれから、根掘り葉掘り聞きました

祖父は母が高校生ぐらいの時に亡くなっているので、それまであまり詳しく祖父の事は聞いたことがありませんでした
母がまだ小さいころは広い工場に織機がずらっと並んでいたことや
だんだん戦争の色が濃くなってくると、麻の地味な色のものを製造していたこと
戦後にはそれどころではなくなって工場はなくなったこと

などなどいろいろ

その血が流れていたのか~と
納得するやら、そしてやっぱりうれしいやら

そしてもう一つ思い出したのが
甥っ子の弟の方(当時は中学生)と一緒に買い物に行ったとき
糸屋さんに行ったとき
「僕はね、なぜかわからないけど、糸がずらっと並んでいるのが好きなんだよね」と言いました
私も、糸がずらっと並んでいるのを見るだけでも幸せを感じるので、分かる~(^.^)と言って
その時はおしまいでしたが

この話を聞くと
その血がと甥っ子にも流れているのですから
ああ、なるほどな~と思うのでした

それから、家に帰って
ウハウハなりながら注文し
最初は6M経糸が張られて織機はやってくるので
猛烈な勢いで6m織り終わり

織ることはできても
その他は全くやったことはなかったのですが
本を見ながら、見よう見まねでひとつひとつやっていき
整経台を作り

整経は初めは本を読んでも?だらけなのですが
頭で考えず、一晩寝ると、なぜか、こういうことなんじゃないか?と
前の日はできなかったのに、一晩寝ると出来るようになっているという
眠ってる間に、遺伝子の記憶がよみがえるのか
細胞の記憶か、眠っているものが起きるのか、何かわかりませんが
ありがたいことなのでした

そういうわけで、遺伝子の仕業か細胞の仕業か
織ることが楽しくて仕方ありません
羊毛を取り入れた
私らしい織りのものができたらいいなぁと思っています

もう、羊毛をやめてしまうかもしれないなどという理由で
見て見ないふりをしていたのをやめて
どんどん楽しい世界へどっぷりはまっていこうと思ったのでした
















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